イタリアのスープ料理

イタリアのスープ料理

イタリアのスープ料理は、もともと硬くなった保存食をやわらかく料理するためだったり、硬くなったパンを食べやすくするためにスープに浸して食べたりする、いわば、食事をしやすくするためのものなんだそうです。

 

北新地 バー

 

かつて、イタリアではかまどが村にひとつだけあり、それを村人で共同で使っていたそうなのですが、かまどを使うのも毎日ではなく、月に一度や高地地方になると半年に一度しかかまどを使わないため、その時に次のかまどを使う日までのパンを焼いておかないといけなかったそうなんです。そのようにして焼いたパンはどれほど固いパンになってしまうでしょうか。それでスープに入れて食べる必要性が生まれたのですね。

 

 

 

 

 

イタリアのスープと言うと思い浮かぶのはミネステローネ。今でこそ、イタリア料理としてどこか品格のあるような感じのするミネステローネですが、実はミネステローネとはイタリア語で「ごった混ぜ、具沢山」という意味になるんだそうです。日本で言うけんちん汁みたいなものでしょうか。ミネステローネにはたくさんの野菜が使われますが、昔はとにかく余った野菜を何でも入れる、という料理だったようで、特にこれを入れなければいけない、というものはないようです。味付けはにんにくにコンソメ、塩コショウと定番の調味料と、イタリア料理に欠かせないトマトソース。最後にパルメザンチーズを入れたら完成です。

 

 

 

さらにトスカーナ地方のミネステローネにはリボッリータと言うミネステローネがあり、硬くなったパンを元から混ぜ込むスープもあるんだそうですよ。